今日で5回目のまろん君の命日です
まろん君が旅立ってしまってからもう5ヶ月もたってしまったんだね
あっという間だね・・・いまだにあの日から時が止まったような生活です
涙が知らないうちに出ていることがあるよ
寂しくて寂しくてたまらなくなるよ
まだまだ かあちゃんはまろん君ロスから抜けきれません
◆ 最後のお風呂はバブルシャワーしてもらったね
いつもは とうちゃんがお風呂に入れてくれました
15年間ずうっとね
でもお風呂に入れるのはこの先無理かも・・・と思った時に病院の先生に相談しました
亡くなる半年前でした
バブルシャワーなら体力使わなくてできるかもしれないと言われてお願いしたのです
まだ一人で立つことはできるので大丈夫・・・おかあさんも一緒にいていいですよと言われて
看護師さんと二人で優しく優しく洗ってあげました
まろん君は嫌がりもせずに気持ちよさげに目を細めていたっけね
被毛も手足と頭部はあっても背中はポヤポヤとしかなくて地肌が見える状態
何か月か前はくるくるの茶色い毛でモコモコだったのにね
ドライヤーをぬるい風であてたらすぐに乾いてしまいました
その頃の体重は4000gをきっていて ずんずん減っていく一方のまろん君でした
背中は背骨が老人のように丸くなってきていました
被毛が薄くて寒いだろうと思い、軽いフリースのベストをいつも着せていました
毎日夕方になると とうちゃんの帰りを待つのでしょう
ベランダの床に座ってじっと動かず おもての通りを眺めているんです
まろん君何が見えますか~ずっと見ているね 疲れませんか~などと声掛けて私も一緒に眺めていました
とうちゃん まだ 帰ってこないね・・・まろん君そう言ってたのかな・・・
じっと通りを眺めているまろん君の後ろ姿が忘れられなくて、その時間帯になると・・・
涙してしまう かあちゃんです

◆ まろん君の魂は次の命をさがしに行ってるのでしょうか
毎日のように病院通いをしていると大変な病気をかかえて受診に来る方たちとも顔なじみになってお話するようになりました
表には見えないけれど内部疾患で余命宣告をされている子とおかあさん
顔を腫らしてこの病院でセカンドオピニオンを受けるという子とおかあさん
色々な病気の子が病院を出たり入ったりする中で
口腔がんの末期で一目でそれとわかる まろん君のような子は居なかったような気がします
他人から気の毒そうに見られるまろん君に それでも声をかけてくれるおかあさんもいました
でも そのおかあさんたちも一人消え二人消えして
皆 可愛い我が子を失くして病院には来なくなってしまいます
そのことを知らされた時には本当に身につまされます
明日は我が身・・・と感じていたかどうかはわかりませんが
必死に生き抜いたまろん君
主治医の先生から安楽死を勧められてからも
6か月も大好きなとうちゃんとかあちゃんの為に頑張ってくれました
ありがとうね・・・まろん君
あなたの魂はきっともう次の命を生きているのかもしれません
とうちゃんとかあちゃんも まろん君ロスから卒業しないといけないのかな・・・
今日は3月も終わりになるのに とても寒くて雪が降っています
こんな日でもまろん君はお散歩に行きたがっていたものね
スキップしながら歩くまろん君の姿が浮かんでくるよ
・・・ほら かあちゃんまた涙が出てきちゃった・・・