
高齢禍にならないように
昨日、自動車運転免許高齢者講習を受講してきました
7月初めに高齢者講習を受けるためのお知らせハガキが来ました
それ以来ずっとユウウツな塊が頭の隅にありました
自動車運転免許証を初めて手にしたときから、かれこれ40年近く経ちます
結婚して子供をもうけてからの人生最大のトライでした
当時は自動車免許を取るのに、歳の数だけかかる・・・何が?お金が~
自動車教習所の先生に『もう10年早く取れれば安く済んだのにね~』などと言われたものです
当時一緒に教習所へ通った人たちも似たり寄ったりの年頃
彼女らもきっと高齢者講習のハガキを手にしているんだろうな~
はじめての自動車運転免許高齢者講習
あーーー嫌だね~ ユウウツだーーー
そう言いながらも手続きはしました
だって・・・自動車運転免許証が更新できなければ車には乗れませんーーー
まだまだ、おじじ様のアッシーはしなくてはならないでしょうし・・・
この度、免許証更新すれば私の場合は次の更新までに、まだ5年間もあるそうです
(それは良し悪し・・・・?)
それで75歳の免許更新時には認知症検査があって、その時点で怪しければ所轄の警察署から連絡があって受診を促され、認知症と診断されれば、自動車免許の更新はできなくなるとのこと。
(それは当然の事ですが・・・)
あーーーヤバイよヤバイよ・・・ですよ
でも我ながらこんなに長い間、車の運転をするつもりはありませんでした
必要に迫られて・・・ですねーーー好き好んで、ではないですね
高齢者の交通事故はとても多くなっています
ブレーキとアクセルの踏み間違えというのが原因のひとつ
今の車は殆どがオートマチックです
高齢者講習を受けた教習所でも乗用車はオートマチックのみと言ってましたーーー
私は40年前にマニュアル車で自動車免許を取りました
なので初めてオートマチック車に乗るようになった時は、なんてラクチンなんだろうと感激!
だってクラッチをつなげなくてエンストーーーなんてことないですものね
そしてまた最近の車は便利?というかエンジンのかけ方からして違います
キーでかけませんものね
ボタンひとつでエンジンがかかります
そこでまたひとつ、ウロウロするんです・・・変化に適応するのがね~
(操作方法が最新式で簡単なのもーーー?)
先日、おじじの受診の早朝受付に行った際のことです
いつもと雰囲気が違います
『えーーー』玄関壊れている・・・
あの大きなガラスの玄関フードが消えて無くなっていました
『どうしちゃったのーーー?』と思っていたら隣に並んでいた奥さんが教えてくれました
『車が突っ込んじゃったんですってーーー』
話によると受診の終わった患者さんが車の発進時に間違ってバックで玄関フードに突進!
最近多いですーーーこんなケース
コンビニに突っ込むとか~~~歩道に乗り上げるとか~~~
物損で済むならまだしも、人身事故なら・・・と想像するだけでゾッーとします
交通機関も間引きされがちな地方では、高齢者になっても車の運転をせざるを得ません
必要に迫られて運転をしているのが実情です
視野の狭くなることも避けられない身体の変化ですね
本当に本当に気をつけてハンドルを握らなくちゃいけないなーーーと肝に銘じた今回の高齢者講習でした
