
庭のつゆ草…満開
夏の終わりはつゆ草と月見草で知るのが北国
我が家の庭は雑草畑となってますが、つゆ草に占領されて結構キレイです
つゆ草の花をつんで、青い色水を作って遊んだ子供の頃を思いだします
短日植物の朝顔もまだまだ元気に咲いています
やはり日が短くならないと朝顔は咲かないもんですね
なるほど・・・園芸初心者はふむふむ。
ところで我が家のおじじ様、退院して1週間が過ぎました
身体の調子はいかがでしょうか・・・
お風呂入りたいな・・・と言わせてしめしめ
ついに!
おじじの口から『お風呂に入るかな・・・』という言葉が出ました
『やったー!』と口には出さないけど、ほくそ笑む嫁。
『そだね~お風呂の入り口で見ていてあげるから入れば~』
何気を装って言ってあげたらその気になってくれました
なんせ、へそ曲がりな人なので勧めるとダメなのです
自分から『お風呂に入る』と言わせないと。
背中やパンツのゴムの跡も痒いんです
自分で『オレは老人性皮膚症なんだ・・・』と粉の吹いた手足を見せてきます
神経質なくらい皮膚の状態を気にしています
皮膚科では『アー乾燥しているね~』ぐらいな軽い言われ方
納得できなくて違う原因をさがすのです
疑い深くなっているね・・・仕方ないけどね・・・
それで早速のご入浴
湯加減はいかがかな~?
湯船につかっている時間が長くて心配になります
扉を細目に開けて『大丈夫?・・・身体こわくないの?』
返事が無い・・・ないはずです・・・入浴時は補聴器外します
じーっと目をつぶってお湯を堪能している感じ
もう補聴器外しているから何も聞こえなくて、自分だけの世界に浸っているおじじ様
『あがった~』湯船から出ると扉に向かって大声で叫びます
わかっているよ!見ているんだから・・・(おじじからは見えないんだ~)
垢こすりのタオルにボディウオッシュをつけて泡立てます
それで、背中をこすると、『もっともっと強くこすれ』と言います
たわしでこすっていたんだぞ~昔は・・・と言いますが、30年も前の話でしょうが
今、たわしでこすったら大変なことになりますぜ~いいのかい・・・
心でつぶやきながらセッセと三助さん(入浴介助)やりました
入浴介助が出来て嫁もホッと一安心
『あ~やっぱり風呂はいいなぁ・・・生き返ったようだ・・・』
うん、まだ死んでないけどね(心のつぶやきです)
いかに気持ち良かったか~ですね
デイサービスでの入浴はイモ洗いのようで早く早くとせかされるし
入院中はシャワーがやっとさせてもらえたとか。
意地張ってないでもっと早くに嫁に三助さんさせて家風呂に入れば良かったね~おじじ
アクシデントはいっぱいありました
シャワーが出ない!というので見たらパッキンが抜け落ちて浴槽に沈んでいました
眼も悪いので、きっとやみくもに勘で蛇口をさわったんでしょう
シャワー椅子から立ち上がって三回も壁に頭を打ちつけていました
『なんだ!ここになんかあるのか?』
イヤイヤ・・・おじじがもう少し後ろに下がってくれればいいのです
何にもないです、あるのは壁です
補聴器を外しているから伝える術がありません
なんだか笑い話になりそうな笑えないお話です
ドタバタながらもゆっくり湯船につかれたおじじは満足気。
背中や手足に軟膏を塗ってあげると、し・あ・わ・せ・・・そう。
お風呂くらい入れてあげるから、遠慮していたら残り少ない人生、損しまっせ!
心で呟いた嫁でありました。。。

晩夏を知らせてくれる・・・つゆ草