
2024・4月 雪解け後のミニガーデン・・・無事なようです
言いたいことを言わずに黙っていられません
オギャー~と生まれてこのかた70数余年が過ぎたワタシ
無我夢中で歩んできた歳月もきっと終盤に近いのでしょう
ワタシは生来、他人から(親、兄弟も含めて)何かを言われて面白くない気持ちでも、それに対してすぐに反発したり意見を言えることは出来なかった・・・のです
それが・・・最近は違うんです
言いたいことがポロっと口から飛び出してしまう
それが・・・良いのか悪いのか?
押し黙ることが出来なくなってきました
感情が高じてくると黙っていられなくなる・・・加齢のせいか?
これって良くないなーーーと分かっていてもやめられません
人間関係崩壊です
でーーーも
思っていることを言わないで胸に貯めて自分を責めるのと言ってしまって一時的にスッキリしても相手と不穏な関係になるのと・・・
どちらを選びますか?
ワタシにとっては、まったく難しい問題なのです
解決法として・・・考えました
そうだ!誰も居ないところで思いっきり言いたいこと叫べばいいのだ!
幸いにして我が家は夫が仕事に出て行けば一軒家で一人きり
多少の大声で叫んだとしても誰の気分も壊さず、誰の迷惑にもならないわ~
そうすることに決めたら即座に実行しました
もちろん・・・窓は閉め切ってからね
イソップ物語で【王様の耳はロバの耳~】と穴に叫ぶように・・・
溜まりに溜まっていた不満・欺瞞・悪口雑言・・・
大声でぶちまけているうちに・・・
なんだか自分の気持ちがひどく悪くなっていくのを感じるんです
やっぱりワタシは生来の小心者なのでしょうか
だーれも居ない家の中で叫んでいても誰かに聞かれているような気がしてきます
まさか盗聴なんてされてないだろうな?・・・とか
神様仏様、亡くなったおじじやおばば・・・
あの世に聞こえているんじゃなかろうか?・・・とか
そう思ってくると『言わなきゃよかったよ~~~』ちびまる子ちゃんの世界です
まったくまったく・・・自分でしておきながらどうしょうもないね~

ミニガーデンの【福寿草】咲きました
どちらが正しいかなんて白黒つけない方がいい
こうしてブログを綴っているうちに初めの【高齢者の僻みに思えること】についてがどこかに行ってしまいました
タイトルからしたら過去の内容で【高齢者が一人で買い物を・・・】の後日談としたかったのに~
だから・・・ばあちゃんはダメなんだよ!って孫に白い目で見られないうちに考えを改めましょう
ここまでいい歳とって来たんですからねぇ・・・
あと何年グチグチ言いながら生きるのか、もっと緩く考えて水は低い方に流れる如くで生きて行くのがいいのか・・・
そう思いながらふと傍らに目をやると、【70歳が老化の分かれ道】和田秀樹さんの御本が気になりました
ワタシはね この御本の内容を全て納得しているわけじゃないのです
それはちと違う‼・・・と思う部分もあるのです
でも・・・和田秀樹著【70歳が老化の分かれ道】第4章179頁の一文を引用させて頂きますと『自分と違った価値観や、間違っていると思われる考え方に触れても、どちらが正しいか白黒はっきりさせようとはせず、そんな考え方もあるのかと、別の視点として受け入れるのです』・・・とあります
和田秀樹さんは1960年のお生まれですので、まだ高齢者の域に達してはおられないですね
なのにまあ、なんと素晴らしく高齢者の生き方について理解ができるものだ・・・と感服いたします
この【70歳が老化の分かれ道】に書かれているどちらが正しいか白黒はっきりさせようとはせず・・・の考え方が身につくように精進していくのが高齢者の楽な生き方に繋がるのだと思います
夫に文句を言われても頭から『それはない!』と今までのように否定しないで『あら~そういう考えもあるんだね~』と返せるようになりたいものです
