
いつものまろん君の公園・・・
祥月命日4年目の今年も変わらないね
まろん君 4年目の祥月命日です
月日がたてば思い出は薄れていくと言いますが
何故か年月と共に思い出は鮮やかに蘇ってきます
今年の祥月命日にも今までと同じように、まろん君の好きだった公園の落ち葉を拾ってお供えしました
どうして落ち葉なの?・・・と聞かれるでしょうが
まろん君には綺麗な生花を飾るより大好きだった落ち葉をお供えする方が、きっと喜ぶと思うから。
落ち葉の山に突進してカサコソ立つ音に得意げになっていたまろん君
この落ち葉の積もった公園に居ると、まろん君がどこかからヒョコッと飛び出してくるような気配がしてしまう・・・

まろん君とのお散歩コースだったね
今もこうして落ち葉を拾っていると可愛いワンちゃんとそのご主人が通り過ぎていきます
ふと思うんです
このワンちゃんたちもいつかはまろん君のように虹の橋へ向かうんだろうけど・・・
ワタシのように後に残された者は愛した子がいなくなった悲しみをどうやって乗り越えていくのだろうか・・・と。
その悲しみを乗り越える勇気がない者はいつまでもその場に立ち尽くして月日が過ぎるのを待つしかないのだろうか・・・と。
悲しみは無理に乗り越えなくても、その場に立ち尽くしていてもいいのだ・・・
悲しくても愛した子と一緒に過ごした思い出の場所に居るとひとりでに癒される時が訪れるのです
思い出のこの公園に居るとまろん君との楽しかった日々が走馬灯のように湧き出てきます
それだけで充分なのです
それ以上のことは求めないのです
まろん君が病に倒れて苦しんでいる姿を思い出すより、楽し気に落ち葉と戯れて広い公園を駆けっこしている姿を思ってあげる方がきっとまろん君は喜んでくれるでしょう

思い切り走り回って休憩場所はこの大木の周りだったね
祥月命日のこの日の空は思いっきり高く青く澄んでいました
まろん君が走り回る姿を優しく見守っているような気がしました・・・
