介護のこころ~おじじが入院している救急病院のHCUから電話が・・・

いとしきシニア
紅葉もいよいよピークですね~もうこの週末で見納めになりそうです

面会禁止の救急病院からの電話にドキドキ

ホントにいきなり電話が入るので心臓に良くないです

おじじの入院先は救急病院のHCUなのだから~

10月9日に骨折で手術を受けた病院から救急搬送されてから2週間近くになりました

今だに病状説明のひとつもないなんて・・・と心で思っていた矢先のこと

いきなりスマホが鳴って・・・

えーーー救急病院のHCUからだ・・・

恐る恐る・・・

『はい・・・〇〇の家族です・・・』

相手は明るい声の看護師さん・・・

『あのですね~先生からの指示なんですが~〇〇さん食事が進まないので~』

さらに看護師さんは続けます

『ご本人の~おうちで食べていて好まれるようなもの持ってきて欲しいんですが~』

看護師さんの声はあくまでも明るい~

・・・・あああ・・・良かった~そんな事かい~でも慌てて聞き直しました

『あのぉ・・・本人は糖尿病や腎臓病など病気持ってますが・・・なんでもいいんですかぁ~』

看護師さんは続けます

『はい、この際、好きな物で何でもいいです~食べて栄養をつけることが大事なので・・・』

そうなんですか・・・

ワタシは愛犬が末期症状で終わりが近い時、獣医師から【まろん君の好きな物なんでもあげていいですよ・・・】

そう言われた言葉を思い出して一瞬、背筋が寒くなりました

まさか・・・そんなに悪くなっているんだろうか・・・?

その推測は有難いことにはずれて、どうやら病院のおかずは口に合わないとわがまま言っているらしい

看護師さんの話では、主食のお粥は頑張って完食するのだけど、おかず類は魚も肉もマズイと言って、いっさい口にしないのだとか

家での食事だって・・・そんなにご馳走は食べてなかったのに~

病院に入院しているんだから家の食事よりずっと栄養管理されてて安心だと思っていたのにな~

どうして食べられないんだろうなぁ~

次の日、スーパーでおじじの好物をあれやこれや選んでいるところへ、またしてもHCUから電話が入りました

昨日の明るい声の看護師さんです

『あのですね~○○さん、今日の午後から一般病棟へ移ることになりました~つきましては主治医から病状説明がありますので~』

・・・・・『ハァ~』

なんだろうね HCUから出て一般病棟に移るぅ~~~?

おじじが食事が進まないから好物持ってきて~と言われたのは昨日の夕方なのにね・・・

訳が分からないです~

夫に連絡をとって時間を合わせて一緒に主治医のお話を聞くことにしました

主治医の説明では、心筋梗塞の治療のために使っていた薬の影響で、食欲が落ちることがあるのだそうです

心筋梗塞の治療は落ち着いてきたので、好物のものを食べることで食欲が回復する可能性があるのではないか・・・と家からの差し入れをお願いしたわけだそうです

少しづつですが食欲が戻って来つつありますので、HCUから一般病棟に移ることで、また気分的にも良くなってもらえると思うので・・・ということでした

おじじはスゴイ優等生で、HCUでは早くリハビリを始めてもらわないと困る・・・筋肉が落ちて歩けなくなったらどうするんだ!~と主治医に訴えていたそうです

さすが!帰って来る気力満々ですね

そうだよ~おじじ

ちゃんと食べて栄養つけてリハビリしないと帰って来れないよ~・・・と便箋三枚にこまごまと書いた手紙を看護師さんに託しました

なにせこのコロナ禍で面会禁止、それに唯一の通信手段、スマホはHCUに居たのと今までは寝たきりだったことで使えませんでした

まだ体力が落ちているのでスマホで話せる場所までの移動が難しいでしょう

それに、また勝手に動き回ったりしたら、転倒して今度は逆の脚が骨折しちゃうかもしれないんだから~

ほどほどに。。。お願いしますよ~

ホントにホントに頼みますね~

イチョウの赤ちゃんが木の幹からニョキニョキと・・・生命力すごい!