
徘徊ですか?ウロウロするのは・・・
朝、夫が夜中のおじじの行動を言い残してサッサと仕事に出て行きました
おじじが夕べ、徘徊のような動きをしていたそうです
居間の明かりをつけたり消したり
玄関に出る扉を開けたり閉めたり
そうかと思うと大声で何かを叫んでいた・・・と言うのです
ワタシはぐっすり眠っていたのでわかりませんでした
嫌な予感がします
認知症が進んでいるのだろうか
ただ眠れなかっただけなのなら、大声や動きはいらないと思うのですが・・・
それともストレスが限界なのか・・・
嫌な予感が当たりませんように・・・
昨日の午前中は皮膚科の受診でした
朝9時に病院に入り受付をすませ椅子に腰かけてすぐにトイレと言います
普段から尿意が近い人なので『おしっこー?』と聞くと『いや大の方だー行っていいかな・・・』
えーーーじゃあ 早く行こう・・・とトイレに案内
入口付近で暫く待機
5分ほどで出てこられたおじじ
すました顔でいます
スッキリしたんだね・・・と思ったのですが、トイレの明かりはつけっぱなしなので消しに行き、ふとトイレの中を見ました
なんと・・・○○〇を流していません
アッラー・・・慌てて流して便器の蓋も閉めました
単なる忘れただけの状態か・・・? それとも・・・
おじじの側に戻って、耳元で『トイレ流してなかったよ~』伝えたのですが・・・無言・・・
おじじの診察順番が来て名前を呼ばれました
医師が眠れているかどうか聞きます
ワタシ 『夜、寝る前に身体に塗ってますが・・・軟膏を塗ると安心して眠れるようです』
『そうですか~ステロイドがあまりきついと皮膚が薄くなるので抜いたほうがいいかな~』
おじじはそのやりとりを聞いて、自分の都合にいいように解釈します
『薬、抜くってか~』そう言うので、慌てて否定。
看護師さんも口添えしてくれます
『抜くと言ってもステロイドの段階を少しゆるめにするということですから~』
おじじは薬に対しては敏感です
自分の解釈で良くも悪くもとってしまいます
『だから~この薬は効かないんだ・・・何かを抜くと言ったろう~』
そう思い込んだら百年目の人なので、理解していただくのに一苦労。
でなければ、また病院を転々とすることになります
こちらの都合はお構いなしに・・・
その日の夕方、階下でおじじが叫んでいるのを小耳にはさんだワタシ
二階から、『今 呼んだ~?』と下に向かって叫びます
『うーーーーーん』と冴えない返事
階段を降りながら『どうしたの~?』
『薬が無いんだーーーどっかに行ったーーー』
やれやれ・・・
おじじの座っている付近には見当たらない
そろそろ薬の管理もしなくちゃいけないのかぁ・・・
今までしっかりやれていたのにね
自分で出来ることは続けてもらいたいんだけど・・・
なんでもかんでも介護するのは認知症を進めてしまうと聞いています
手伝うのは簡単
その方が物事はスムーズにいくけれども・・・
ワタシも複雑な心境なのですよ
