北国ぐらし~消せない記憶・・・コロナ禍の2020~2021

北国ぐらし備忘録

2020春から秋のコロナ禍

北国では知事さんが2020・2月後半にどこよりも早く緊急事態宣言を出されました

なので最悪の事態は免れてコロナ感染者数は春の時点では2000人弱でした

しかし関東地方の人口と比較すれば割合的には同様の感染率になるのです

高齢の方、基礎疾患のある方、妊婦さんなどは感染のリスクが高いのです

病院の通院や入院患者さんのお見舞い、介護施設への通所や入所している家族への面会はいまだに自粛の方針になっています

2020・3月の状態は受診の予約をしている病院から通院せずに、お薬は処方箋を出すので最寄りの薬局で受け取ってくださいとお願い文書がきました

おじじが通っているデイサービスも感染予防のために暫くの間は閉鎖しますと連絡が入りました

友人は入院している親に逢いたくても面会禁止で顔を見に行くこともできないと嘆いていました

孫たちは学校がいつ始まるのかわからない長期休みで家から出ることもままならずストレスが溜まって、親たちは子供の扱いに大変な思いをしているという愚痴ばかりを聞かされました

その状態で学校の3月の卒業式も4月の入学式も5月のゴールデンウィークも我慢の自粛自粛で通り過ぎました

やっと6月に入って学校が始まったと思ったら分散登校だったり、8月には授業の遅れを取り戻すために夏休みが短縮されたりと散々な目に遭ってきました

大学生はいまだに殆ど休校状態でリモート授業だそうです

実際に大学に通わなくても授業料は払わなくてはならないし、下宿やアパートの家賃、生活費はかかります

親の負担を少しでも減らすためにアルバイトをしていた学生もコロナ禍のもとでリストラされてしまい路頭に迷っています

親も子も泣きたくなります いつまで続くのでしょうか

GO TO トラベルの影響は・・・?

2020・9月のある日、関東地方に住んでいる友人と3時間もの長電話をしてしまいました

毎年、私たち七夕の織姫と彦星みたいだね~(断っておきますが女子同士です)

そう言いながら1年ぶりに逢っては積もりに積もった話で夜明かしするのです

今年は来ないの?・・・行けないの・・・と電話でお互いに歯がゆい受け答え

友人 『こっちはね結構あたりの目がうるさくて私なんて2月から電車にも乗ってないよ 旅行カバンなんて持って出入りしたら近所になんて言われるか恐ろしいんだよ』

私 『そうなんだ~じゃあ今年は外出自粛だからこっちに来るのは無理なんだね~』

そんな電話での話の結果、2020年の七夕は大嵐で織姫と彦星は悲しくも会えない運命になってしまったのです

別の友人ですが関東で身内のご不幸があって、その葬儀にどうしても行かなくてはならない状況だったそうです

ところがこちらに戻って来てから2週間の自宅待機が必要なので職場に戻ってはいけないとの制限がかかりました

医療・介護関係、教育関係の職種の人たちも自分の居住している自治体から外へ出る場合は厳しく管理されています

しかしそれ程、注意していても一向に感染数が減らないのはどこかに原因があるのでしょう

2020秋から冬そして2021年に・・・

昨年の秋から冬にかけて、さらに年が明けて2021年を迎えましたが新型コロナウイルス陽性者は増え続けています

1月7日に出された緊急事態宣言が当初は3都市だったものが7都市から10都市に増えてしまいました

緊急事態の自粛期間も初めは2週間でしたが1か月に延長され、ついに2月末までとなりました

終わりが見えないこのコロナ禍は、完全に消えてしまうことはないでしょうが、せめて低い値で推移して落ち着くのはいつになるのでしょうか

都市部に緊急事態宣言が出されても人の流れが殆ど変わってこないのをテレビを見ながら何故なんだろうと思います

一部の報道では人々が感染に対して慣れがあるのでは・・・とか

若い年代は感染していても症状に出なかったり軽かったりするので怖い病気だという自覚がないのでは・・・とか憶測の話が飛び交っています

その逆に高齢者は日々の感染数が報道されるたびに感染したらどうしよう・・・と怯え翻弄されて家に篭っているのです

新型コロナワクチン接種に疑心暗鬼

新型コロナワクチンが何とかこの春から接種できるようになれば感染数も落ち着くと言われています

テレビをでは毎日ワクチンの話でもちきりです

接種時期が2月から始まるとか、いや6月からだとか・・・

国民に必要な量は充分確保していると総理が言えば、別の大臣は薬メーカーとの契約がすんでいないと言われます

偉い方々の答弁が紆余曲折で何を信じたらいいのでしょうか

また、ワクチンを接種する順番も決められるそうです

1番目は医療従事者である医師、看護師、介護者、次に高齢者、基礎疾患のある方の順だそうです

そのあとに市民の方たちが住んでいる区域ごとに接種することになるのでしょうか

接種を行う場所から医療従事者の数まで段取りが大変なことになるでしょう

接種は最初は医療従事者からとなるようですが、報道によると看護師の7割は内心では接種を希望していないそうです

なぜならワクチン接種の実験台になりたくない・・・という気持ちがあるのだそうです(ホント?)

私も友達とワクチン接種の話になると、『積極的には受けたくないの』という方が結構います

報道で海外でのアレルギー反応が強く出てしまった例があるからなのでしょう

インフルエンザにしても副作用のことは問診票に記入してから充分注意をしたうえでの予防接種です

ましてやこの新型コロナウイルスのような未確認地球外生物のようなウイルスに対してのワクチン接種は慎重にならざるを得ないでしょう

この国としては全国民のワクチン接種が望ましいと考えているのでしょうから個人個人の気持ちはどうしていただいたらよいのか悩ましいところです

ワクチンは接種しませんという選択も自由なのでしょうか?