
和寒地方のお米はもう稲刈り時期でした~
黄金の田んぼと美味しい手打ちそば
わざわざ蕎麦を食べに和寒まで車を走らせた
どこで聞いて来たのか知らないが
『旨いんだって~』・・・夫が言う
ホント?
別に蕎麦通でもないワタシは疑問符が脳裏にチラチラ
裏道を40分ほど走ると和寒の入り口に出た
見渡す限り黄金の田んぼが広々と・・・
こりゃあ 今年は豊作だわ~
その景色の中にポツンと一軒家ならぬ
ポツンと蕎麦屋を発見!

和寒地方 ポツンと一軒家 美味しいお蕎麦いただきまーす
あった!
ここが噂の【旨い蕎麦屋】ですね
結構な混み具合でして
画像には出してないけど
車は次々と来るし、ライダーのバイクも沢山止まっている
店内はボックス席が小上がりもいれて6席ぐらい
それで・・・
番号札を持たされて車の中で待機する
店主が『何番の方~』と呼びに来て中に入れます
夫は迷わず【天蕎麦!】
少しして運ばれてきた【天蕎麦】にビックリ!
海老天やら野菜天やらが山盛り!
へ・・・これは食べでがあるぞ・・・
ワタシは自信が無くなるくらい(全部食べられるかな?)
さすがにライダーに人気なはず
お腹が空いた人にはありがたい量です
お味も良かったよ~
贅沢言わせてもらえば・・・めんつゆ少なかったけど~
でも美味しかった!

天蕎麦・・・おにぎりもついてます 天ぷら美味しかった~
美味しいお蕎麦でご機嫌になったワタシたち
よし!ここから真っすぐ帰宅というのも芸がないよ
ちょっとそこまで足を延ばしてみましょうか~

ここには塩狩峠記念館がひっそりと・・・
小説 塩狩峠の舞台まで行ってみよう~
車で15分も走ったでしょうか・・・
昔は国鉄 今はJRの宗谷本線 塩狩駅へ到着
駅から少し坂道を行くと塩狩峠記念館が白樺林の中にひっそりと建っていました
小説家、三浦綾子さんは昭和36年に旭川市豊岡で小さな雑貨店を営みながら小説の執筆をされていたのですが、その建物を取り壊すのは惜しいということで、小説【塩狩峠】の舞台となったこの地に復元建設されました
復元された記念館の中は三浦綾子さんの作品が展示されていて、夫の三浦光世さんとの生活の場であった室内もそのままにありました

塩狩峠記念館横の林の中には三浦綾子さん三浦光世さんの詩が掘られた石碑がいくつも・・・
小説【塩狩峠】は昭和43年に発刊されました
その小説は実際に起きた旧国鉄の殉職事故が舞台となっています
殉職事故は明治42年の出来事ですが、事故の当事者の【長野政雄】さんはクリスチャンであって自らの命を投げ打って機関車の逆走を防いだことは現在まで語り継がれています
旧国鉄では三浦綾子さんが小説【塩狩峠】のなかで【長野政雄】さんのことを著されたことで感銘を受け昭和44年に塩狩駅に遺徳顕彰碑を建立しました

現在も【長野政雄】氏 遺徳顕彰碑は管理されています
塩狩駅は無人駅となっていますが、きちんと管理されていて懐かしい駅舎です
その昔は温泉宿もあったと記憶しています
またぜひ暇を見つけて訪れたいと思います

宗谷本線を望む高台に【塩狩峠】