虹の橋から~生きていれば今日で18歳だったまろん君 忘れないよ・・・

虹の橋は何処に

◆ 今日が誕生日、元気だったら18歳!

世間では亡くした子の歳を数えるもんじゃない・・・と言われますが

毎年5月3日はまろん君の誕生日で忘れることはできません

この写真は2014年3月に撮りました

台所でボクのご飯はまだですか? とでも言いたげなまろん君です

あっち見てこっち見てキョロキョロして、なかなかシャッターチャンスがつかめなかったなぁ・・・

やっと目が合った1枚でした

2005年5月3日生まれだから、当時は8歳10か月です

この年齢の頃にまろん君は脳障害の病気になって夜中にひきつけを起こして大変でした

かかりつけの動物病院に昼夜を問わず車で走って治療してもらいました

ひきつけは夜中に突然に発症しました

まろん君が『キィーーーー』という甲高い声を出して、手足がピーンと突っ張るのです

今にも死にそうに白目をむいて意識がなくなる、その姿を助手席に見て病院と連絡を取りながらハラハラして車を飛ばしたものです

ひきつける時間が長ければ長いほど脳に重い障害がでるそうで、ひきつけがおさまるとケロッとするのですが、それが30分くらいの間に5分間隔ほどで何回も起こるのです

獣医師は毎月、血液検査をしてカルシウム(Ca)の値を見ていました

どうやら脳のひきつけと血液中のカルシウム(Ca)の値が関係しているのでは?

ハッキリと結論は出ませんでしたが・・・

MRI検査も考えたのですが、全身麻酔をかけなくてはならなくて、そのダメージを受けることの方が怖いからと獣医師に言われました

なかには、全身麻酔で戻って来れなくなる(虹の橋へ向かう)子もいるから・・・軽く考えることはできないということです

そうこうしているうちに半年1年と過ぎて脳の発作も起こらなくなり症状も安定したので血液検査も3か月、半年と間をおいても大丈夫になり元気になったのでした

◆ペットには満たされて生きてほしい

今でこそ、まろん君が元気だったころの写真を見てもなんとか泣かずにガマンできるようになりました

まろん君の元気な姿はワタシの心を癒してくれるようになりました

15歳になって余命幾ばくかと思われた頃の写真は、まだダメですね・・・

胸が詰まって苦しくなって涙が溢れてきます

北海道新聞2023年2月28日の朝刊に本当にそうだ!と思われる記事が出ていましたのでご紹介しますね

ペットが満たされるべき5つの自由】という記事です

1・・・飢えと渇きからの自由

ご飯が食べられて、いつでもキレイなお水が飲めること

2・・・不快からの自由

清潔で安全な環境で、気持ちよく過ごせること

3・・・痛み、ケガ、病気からの自由

飼い主は常にペットが具合が悪そうかどうかに気を配ること

ケガや病気の時は病院にかかることができること

4・・・恐怖や抑圧からの自由

ペットに恐怖や不安やストレスがかからないようにすること

その原因を除いてあげること

5・・・正常な行動を表現できる自由

飼い主はペット本来の習性を理解すること

ペットが普通に楽に自分の行動がとれるように工夫してあげること

以上が【ペットが満たされるべき5つの自由】です

これは酪農学園大学教授の川添敏弘さんの取材を基に作成されました

(北海道新聞記事 2023・2・28朝刊より引用)

ワタシはこの記事を読んだ時にハッとしました

そして思わずまろん君の遺影に向かって謝りました

ごめんねーまろん君・・・そしてありがとうございました・・・

かあちゃん(ワタシ)はこの記事の通りにまろん君にしてあげていたのだろうか・・・

至らないところばっかりだったような気がします・・・

もっと早くに、こういうことを知っていれば・・・よかったのにね・・・