
まろん君・・・黙って耐えた終末期
人の1日はワンコにしたら4日にもあたるなんて・・・
トイプーまろん君は生きた15年と5ヶ月のうち、どれほど寂しい思いをしていたのか・・・
人は人の時間のサイクルで過ごしているから、留守番をさせているペットも同じ感覚で生きていると思いがちです
留守番をさせることに慣れっこになってしまった飼い主は、ペットにしたらどうなのでしょうか
4日に一度しか帰ってこない飼い主を自分の主人と認めざるを得なくて・・・
それでも・・・お手やマテや回ってなどのコマンドに従わなけれならない・・・
ご飯がほしいから~ナデナデしてほしいから~寂しかったから~
口がきけたなら・・・訴えることが出来たなら・・・
人に例えれば、ワタシ虐待されているんです・・・という事態ですよね
人は群れで生活したいがためにペットと生活を共にする・・・
でも・・・ペットに無理を強いているとしたら・・・
可哀そうなペットが増えていく一方です
あーーーーー
今更、こう思って苦しむのなら何故・・・安易にまろん君を迎えてしまったんだろう・・・
まだ、まろん君のオシッコの沁みついた部屋はそのままです
そこで、まろん君を考えているとオシッコの残り香が漂ってきます
まろん君はこの家に来て幸せだったのかい・・・?
いつも外をながめて黄昏ていたけれどまろん君の目には何が見えていたんだろう・・・?
病気になってからの1年余りは殆ど鳴き声も出さなかった
かあちゃんに抱っこされて病院通いの毎日だったけど・・・
ずっと一緒にいれたから、かあちゃんにしては せめてものそれが救いだったのです
でもそれは・・・まろん君にしては4年間もの長さ・・・よく耐えてくれました
ほんとうに、ほんとうに・・・ありがとうございました
最後のトリミングになりました
亡くなる前の年、2019年9月が最後のトリマー
思いもかけず2、3日後から体調が悪くなって会陰ヘルニアを発症しました
私たちが気づかないでいただけで、すでに身体は病魔に侵されつつあったのです
言葉が話せたらよかったのに・・・と望んでも仕方のないことですが・・・
つらい・・・気づいてあげられなかった・・・


